■ はじめに ■
日本総合健診医学会メールマガジン第59号をお届けいたします。
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■ 目次 ■
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1. 第44回学術大会に関するお知らせ
2. 平成28年度審議会、社員総会のお知らせ
3. 国際健診学会第26回大会 開催のお知らせ
4. 研修会のお知らせ
5. 今月のコラム 『消化器内視鏡洗浄消毒履歴の重要性』
6. 参考書籍のご案内
7. お知らせ（その他）
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■ 第44回学術大会に関するお知らせ ■
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このたび、第44回学術大会を平成28年1月29日（金）、30日（土）に
京王プラザホテル（東京都新宿区）にて開催いたします。
今回の大会テーマは、「受診者と共に創る 真のQOL」といたしました。
総合健診の目的は、病気の発生予防をめざす「一次予防」、病気の
早期発見と早期治療をめざす「二次予防」、そして、病気であった
としても、その悪化を防ぎ、社会生活を全うできることをめざす
「三次予防」であります。
この三つの予防の何れの状況においても、自分に合った「真のQOL」を、
受診者と医療者が共に創りあげていく、そういった総合健診のあり方を
考えていきたいと思います。
具体的プログラムとして、健康な高齢社会を目指した内容としました。
特別企画での対談、教育講演4題、シンポジウム4題、メンタルヘルスに
関する産業医研修会、共催セミナーも8題企画しております。
そのほか、恒例の日野原先生の市民公開講座は、「超高齢化社会」を
迎える日本において健診の更なる発展を求めるべく、市民の皆様に
聞いて頂きたい内容となっております。いずれの企画も斯界の第一人者の
先生をお招きし、会員皆様の学びの場を創出いたします。
東京の副都心新宿でお会いできますことを楽しみにしております。
第44回大会 大会長 増田 勝紀
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■ 平成28年度審議会、社員総会のお知らせ ■
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平成28年度審議会、社員総会を下記日程にて開催いたします。
【平成28年度 審議会】
日 時：平成28年1月29日（金） 16:00 ～17:00
場 所：日本総合健診医学会第44回大会 第2会場
【平成28年度 社員総会】
日 時：平成28年1月30日（土） 午前8:30～9:20
会 場：日本総合健診医学会第44回大会 第1会場
※審議会および社員総会のご案内は平成27年12月11日（金）に郵送
いたしました。
同封の返信ハガキを平成28年1月8日（金）必着でご返送ください。
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■ 国際健診学会第26回大会 開催のお知らせ ■
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大会テーマ ：From health evaluation to health promotion
大 会 長 ：久代 登志男
開 催 日 ：2016年1月29日（金）～2016年1月30日（土）
場 所 ：京王プラザホテル 南館3階 第6会場
国際健診学会第26回大会は、日本総合健診医学会第44回大会と同時開催です。
※参加費・参加証は、日本総合健診医学会と国際健診学会で共通となります。
※詳細は以下のURLよりご確認ください。
・国際健診学会第26回大会ホームページ
http://www.jhep44.org/ihepa26/
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■ 研修会のお知らせ ■
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*受付締切* 【平成28年度 第1回人間ドック健診専門医研修会】
日 時：平成28年1月30日（土）13：50～17：10（第44回大会終了後）
場 所：京王プラザホテル 5階 第2会場
条 件：本学会正会員、本学会旧制度人間ドック健診専門医、
新制度人間ドック健診専門医（ドック学会会員含む）
申 込：満席になりましたので受付は終了いたしました。
*募集中* 【平成28年度 総合健診指導士・業務管理士研修会】
日 時：平成28年1月30日（土）13：50～16：10（第44回大会終了後）
場 所：京王プラザホテル 南館4階 第3会場
条 件：本学会認定総合健診指導士、総合健診業務管理士、大会参加者、
個人会員、会員施設の職員
申 込：平成27年11月20日（金）～平成27年12月25日（金）
*募集中* 【平成28年度 第1回実査委員講習会】
日 時：平成28年1月29日（金） 17：10～17：50
場 所：京王プラザホテル 本館5Ｆ 第44回大会 第1会場
条 件：実査委員または会員施設の職員 ※第44回大会参加必須
受講料 ：無料 ※大会参加手続き済みであること（大会参加には参加費が必要です）
申込期限：平成28年1月12日（火）必着
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■ 今月のコラム『消化器内視鏡洗浄消毒履歴の重要性』■
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本年、厚労省が対策型胃がん検診に内視鏡の有効性を認めたことにより、
総合健診においても内視鏡の要望が増している。
内視鏡検査は侵襲の強い検査とされており、その実施には高い安全性と
質の確保が必要である。検査に当たっては専門医による施行、
Standard Precautionsは常識となっている。
検査レポートには担当医師、介助者（看護師、技師）の氏名、検査開始時刻、
終了時刻、使用機種、薬剤、所見、診断が記載される。
では、終了後のScopeの扱いは？
ほとんどの施設ではメーカーの取り扱いマニュアルに従って、検査ごとに
洗浄消毒を行っていると思われる。検査台が１台、医師１名が１列で検査
している場合は使用するScopeの数も、洗浄にかかわる職員も限定される
ため洗浄消毒は確実であると思われがちである。
しかし複数の検査台、複数の消毒機、多数のScope が使用されると
管理が曖昧となる可能性が高い。内視鏡Scopeのように再使用される
医療器具については、今後ますます厳格な洗浄消毒管理が要求される。
都内某病院・健診センターにおける管理の実例を紹介する。
Scope、洗浄機、職員のネームカードにはバーコード（ID）が付けられている。
5W1Hの原則に従い、Scopeの洗浄工程ごとにバーコードリーダーを用い
ScopeのID、担当者のIDと時刻が記録される仕組みである。
①当日検査番号、②ScopeID、③検査日時、④受診者ID、⑤受診者氏名、
⑥検査種別（上部、下部）、⑦用手洗浄者、⑧用手洗浄時刻、⑨洗浄機No、
⑩薬液使用日数、⑪薬液使用回数、⑫洗浄機内の位置（上か下か）
⑬洗浄機装填者、⑭装填時刻、⑮漏水検知確認者､⑯洗浄開始時刻、
⑰終了時刻、⑱終了確認者、⑳アルコールフラッシュ担当者、㉑洗浄最終確認者、
㉒確認時刻、㉓使用した洗浄機の薬液濃度確認（毎回）、㉔備考欄、など。
日本総合健診医学会 理事 増田勝紀
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■ 参考書籍のご案内 ■
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『産業保健ストラテジーシリーズ第５巻「職場巡視ストラテジー」』
総 監 修：大久保利晃
編 集：坂本史彦、山本健也、
監 修：宮本俊明
出 版 社：バイオコミュニケーションズ株式会社
発売年月：平成27年12月
産業医活動にとって職場巡視は、労働者の職場環境を専門家として
五感を通して評価する貴重なプロセスです。
その職場巡視を体系的に整理することにより客観的エビデンスになります。
今回紹介する書籍は、職場巡視について体系的にまとめられたもので、
実践方法から始まり、背景となる労働衛生工学に関する知識、有害
作業による健康障害、特殊健診との関係など網羅的にまとめられています。
初めて職場巡視をする産業医から、経験ある産業医までその知識を
体系化する上で有意義な書籍となります。
記載は事例を豊富に紹介して、初学者でもわかりやすくまとめられています。
産業医活動をしている健診機関の医師にお薦めできる１冊です。
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■ お知らせ（その他） ■
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＊学会誌43巻1号が発行されました＊
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学会誌『総合健診』43巻1号を発行しました。
43巻1号は、第44回大会予稿号となり、各種講演のプログラムや、
研修会のご案内などが掲載されています。
大会にご参加される際は、会場までお持ちください。
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