総合健診を受診される方へ

4.優良施設で健診を受けるメリット

居住地域に複数ある施設の中から、どのような観点で受診施設を選べばよいでしょうか。


メリット1 優良な施設の認定

健診当日に医師による結果の説明と今後の指導を行っています。
多数の受診者に当日面接を実施するため、優良認定施設には、十分な数の医師やスタッフの体制、問診や検査結果データの収集と迅速な処理に加え、健診全体を考えた効率的なシステムが備わっています。 →詳細(5.当日面接が必要な理由)へ

メリット2 院内感染のリスクを最小限におさえられる

症状がある外来の患者さんと動線が交わらないため、安心して健診を受けることができます。
総合健診の大きな特徴のひとつに、院内感染を防ぐための設備基準があります。優良認定施設では、病院とは独立した健診専用のフロアを設けたり、外来との時間帯を分けたりすることで、一般患者との動線の交わりや待合室での混在を避け、感染リスクを最小限におさえています。 →詳細(6.健診フロアの独立)へ

メリット3 質の高い健診を受けることができる

厳しい精度管理調査を受けて高い検査精度が確認された施設で健診を受けることができます。
正確な臨床検査と適切な判断なしに病気の早期発見と適切な対処は望めません。日本総合健診医学会は精度管理調査を検体検査・画像診断・生理機能検査について毎年実施しており、良好な成績を連続して示している施設のみが優良認定を受けています。→詳細(7.精度管理の徹底)へ


次にそれぞれの詳細について説明していきます。