1.はじめに
日本総合健診医学会では,文部科学省,厚生労働省による
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」ならびに「臨床研究法」をはじめとする,臨床研究に関連する規制に基づいて臨床研究が実施されることを目指しております。倫理指針や関連法で倫理審査委員会等の承認が求められる研究について、既に学会誌への論文投稿・発表に際しては倫理審査の承認としておりますが、今後、大会での演題登録・発表においても注1)、倫理審査等の承認を必須とする方向で検討を進めており、「日本総合健診医学会 倫理審査委員会規則」
を2024年6月に改訂致しました。
注1)大会での演題登録・発表について、どの大会から必須とするかは、決定次第、学会 HP 等でご案内いたします。
会員の皆様におかれましては、倫理指針を遵守いただくとともに、学術大会の演題の応募要項や、学会誌の論文投稿規程の遵守をお願い致します。
自機関に倫理審査委員会がない場合は、機関内に倫理審査委員会を設置されるか、関連の大学病院や医師会等の倫理審査制度を利用して、倫理審査が受けられる体制を整備されるようお願いいたします。なお、倫理審査委員会を設置することが難しい小規模機関に所属する会員への救済措置として、迅速審査の適用となる著しい利益相反関係のない観察研究については、本学会に設置された倫理審査委員会に審査を委託できます。
本学会に設置される倫理審査委員会について、倫理審査を委託できる条件や必要となる手続きについては、[倫理審査]
をご参照ください。
その他:
倫理審査 Q&A