総合健診を受診される方へ

8.検査の種類と精度管理調査の方法

国内では他に例を見ない総合的な精度管理

総合健診で行われる検査は大きく、検体検査・生理機能検査・画像検査の3種類に分かれます。
(1)検体検査:血液・尿・便の検査
(2)生理機能検査:心電図・呼吸機能検査・視力検査・聴力検査など
(3)画像検査:胸部エックス線検査・腹部超音波検査・乳房超音波検査・マンモグラフィーなど

日本総合健診医学会では、(1)検体検査、(2)生理機能検査、(3)画像検査のそれぞれの項目について精度管理調査を行っています。

この様な総合的な視野に立った精度管理は日本国内では他にありません。


調査の方法

実際の調査方法ですが、(1)検体検査については、年3回、各施設へ検体を送付し、特定健診の必須項目を中心に測定値の評価を行っています。(2)生理機能検査については、年1回、最も代表的な心電図について実施しており、正常範囲から緊急性の高い異常所見まで20種類を送付し判定を求めています。(3)画像検査では、年1回、胸部エックス線検査について、正常範囲から肺癌を含む25種類を送付し判定を求めています。

これらの結果は、インターネットを通じて精度管理調査専用のサーバーに集められ、統計的な解析、および精度管理委員会での判定を行ったうえで各施設へと報告されます。各施設では返送された集計結果の報告を精査し、自施設の改善すべき点を改善して次の調査に備えるというプロセスを繰り返し行うことにより信頼性を高める努力を続けています。