総合健診医 認定制度 創設について
2022年11月吉日
一般社団法人日本総合健診医学会
会員 各位
一般社団法人日本総合健診医学会
理事長 福武 勝幸
専門医制度委員会
委員長 天野 隆弘
「総合健診医」認定制度 創設について
日本総合健診医学会では、令和5年度(2023年度)より、本学会独自の認定医制度、「総合健診医」を設立にすることになりました。
新たに創設された「総合健診医」制度は、一定レベル以上の健診・人間ドック・総合健診・検診に関する経験、知識、実務能力を有することを認定するものです。特に、総合健診医に特化したオンラインによる継続的な学習環境を整え、日常の健診業務に役立つ実学的な学習内容を順次提供してゆくことにより総合健診医の知識・技能の向上を図り、ひいては国民の健康と福祉に貢献することを目標としています。
認定条件は健診に従事していることに重きをおき、これまで地域に研修環境がないため専門医の資格取得を断念されていた方、さまざまなライフステージによるキャリア中断のため学術活動・学会活動を行うことができなかった方、新たに健診に携わりこれからステップアップを目指されている方など、健診に関わる様々なお立場の方に取得いただける条件としています。
本学会会員の皆様に於かれましては、本制度設立の意義にご理解いただき、本資格のご取得や関係各所への周知等、本資格の発展にご協力いただけますよう宜しくお願い申し上げます。
※令和6年度(2024年度)の総合健診医 新規申請は2023年11月より受付を開始いたします。申請方法の詳細は、「認定申請ページ」をご参照ください。
総合健診医 認定制度について
<認定の対象について>
「総合健診医」の認定条件は以下の通りです。
1)日本国の医師免許取得者で医師としての人格識見を有する者。
2)認定申請時に、3年以上本学会正会員である、または、本学会正会員であり過去3年の健診従事歴があること。但し、いずれも会費を完納していること。
3)認定申請時に、健診(検診)に関わるいずれかの業務注)について累積 200 例以上の実績があり、施設長の証明が得られること。
注)健診(検診)に関わるいずれかの業務:問診・診察・検査・結果説明・健康指導など。
※2)の条件はいずれかとなりますので、仮にご入会いただいたばかりでも、その時点で過去3年の健診従事歴がある場合はこの条件は可となります。
上記の条件を充たしたうえで、申請期間内に申請ください。申請後、認定が認められると、審査結果と合わせて、認定料(2万円)の請求書をお送りしますので期日内にお振込みください。認定料お振込後に、認定証(5年間)が交付されます。
<申請から認定までのスケジュールについて>
例年、以下のスケジュールを予定しています。
①申請書提出[11月上旬~1月上旬]
期間内に学会HPより申請してください。
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②審査結果通知[2月上旬]
審査結果を通知します。認定が認められた申請者には認定料(2万円)の請求書を同封いたしますので、期日までお振込みいただき、登録手続きをしてください。
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③認定証発送[3月下旬]
登録手続きをした申請者へ認定証をお送りします。
認定期間は5年間です。(認定年4月1日~5年後の年3月31日まで)
<認定取得後について>
「総合健診医」の更新条件は以下の通りです。更新を希望される場合は、認定期間(5年間)のうちに更新条件を充たしてください。なお、更新料は1万円です。
1)認定期間内に、本学会学術大会への3回以上の出席があること。
2)認定期間の本学会会費を完納していること。
また、「総合健診医」は認定後、特典として日常の健診に役立つ様々なテーマの動画コンテンツの視聴が可能となります。コンテンツ内容の詳細は決定次第、お知らせします。