総合健診指導士認定試験 過去問
問 優良総合健診施設認定条件として誤っているのはどれか。
- 日本総合健診医学会が行う精度管理調査に参加し、2回以上連続して「良好」の評価を得ている。
- 施設の職員は、優良施設認定基準研修会に3年に1回以上は参加する。
- 日本総合健診医学会認定資格である、総合健診指導士または総合健診業務管理士の在籍が望ましい。
- 検体検査は原則施設内で行い、例外として外注の場合は後日郵送報告が認められている。
- 検査毎の標準作業書等が整備され、作業手順・機器日常点検手順が遵守されている。
正解 4
問 健康日本21の9つの分科会に含まれないのはどれか。
- 糖尿病
- 肝臓病
- 循環器病
- 栄養・生活習慣
- 身体活動・運動
正解 2
問 特定保健指導で誤っているのはどれか。
- 特定保健指導では、受診者に内臓脂肪増加が検査データに悪影響を及ぼしていることを理解させることが必要。
- 病識のない無関心期でも、指導者は受診者に減量する必要を理解させる指導が必要。
- 生活習慣の改善が必要と感じている受診者には、改善による利益や価値を明確にする。
- 生活習慣の改善を始めようとしている受診者には、減量への目標と計画を一緒に立てる。
- 生活改善している受診者には、行動が継続できる支援と自立に向けた支援を行う。
正解 2
問 日本のメタボリックシンドロームの診断に用いられる脂質異常症の検査値として正しいのはどれか。
- HDLコレステロール40mg/dL以上
- LDLコレステロール140mg/dL以上
- 中性脂肪150mg/dL以上
- 総コレステロール220mg/dL以上
- LDLコレステロール/HDLコレステロール比 2.0以下
正解 3
問 外部精度管理調査について誤っているのはどれか。
- 変動係数(CV%)は精度の指標とはならない。
- 個人(検体)の取り違えは精度管理の問題の一つである。
- 最も単純な外部精度評価として施設間でのクロスチェックがある。
- 使用測定法は標準法へのトレーサビリティが確保されている必要がある。
- 集団のなかで平均値±2SD(標準偏差)に入っていればAランク評価である。
正解 1
問 PDCAサイクルについて誤っているのはどれか。
- データヘルス計画は、PDCAサイクルに沿った事業運営を行う。
- 小規模な健康経営においてはPDCAを回せるような体制は必要ない。
- 特定健診制度はデータに基づき保健事業のPDCAを回すことをねらいとしている。
- 都道府県が策定する医療計画はPDCAサイクルを機能させることが不可欠である。
- 特定健診・特定保健指導を推進していくためにPDCAサイクルの活用が求められている。
正解 2