2.総合健診とは
総合健診の始まり
1962年、アメリカで自動化された検査機器とコンピュータによるデータ処理により多くの受診者の健診が可能になりました。この「自動化健診」が、現在の「総合健診」として引継がれています。
法定健診と任意健診
健康診断には、学校や職場・地方公共団体で行われる法令により実施が義務付けられているものと、受診者の意思で任意に行われるものとがあります。
「総合健診」は、任意で実施する健康診断の1つで、法律で定められている「法定健診」(いわゆる定期健康診断)よりも検査項目数が多く、身体全体をより詳しく検査することができます。
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「総合健診」は日帰りで行う健康診断
さらに、任意の健康診断は、病院に宿泊するかしないかで2つのタイプに分かれます。 宿泊型の代表は「1泊人間ドック」で、日帰り型の代表は「総合健診」です。日帰り型にはほかにも「成人病検診」「集団検診」「生活習慣病検診」などがあります。
総合健診の特徴
「総合健診」の特徴としては以下を挙げることができます。
・受診者に対して当日面接での結果説明と生活指導を行う。 | ||
<結果を見て分からないこと、気になることをその場で相談できる> | ||
・院内感染のリスクを減らすための設備が整っている | ||
<専用フロアで安心して受けられる> | ||
・精度管理が徹底された検査体制が敷かれている。 | ||
<信頼性の高い検査を受けることができる> |
詳細を説明する前に、施設選びの参考となる「優良総合健診施設」についてご案内します。