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メールマガジン 2013年2月号 < Vol.24 >

■ はじめに ■

日本総合健診医学会メールマガジン第24号をお届けいたします。
今月は、平成25年度の総合健診指導士、総合健診業務管理士の認定試験
実施日時が決定しましたのでお知らせいたします。
総合健診施設に勤務する優れたスタッフを養成するための認定資格と
なりますので、ご興味のある方は是非ご応募ください。

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本メールサービスの登録・停止については末尾をご覧ください。
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■ 目次 ■
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1. 第41回大会 大会長御礼
2. 第42回大会のお知らせ
3. 認定試験のご案内
4. 研修会のご案内
5.統計ソフト"R"シリーズ グラフを作成する
6.今月のコラム 遺伝子情報と健診 
7. 参考書籍の紹介
8.お知らせ(その他)
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■ 第41回大会 大会長御礼 ■
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去る1月25・26日の両日、宮城県仙台市において日本総合健診医学会
第41回大会を開催したところ、多数の会員の皆様にご参加いただき
ましたこと、厚く御礼申し上げます。

また、26日午後には日野原重明理事長による市民公開講座を開催したところ、
天候が優れぬ中、900名に及ぶ参加者が来場され、和やかな雰囲気の中、
活発な学術大会を終えることができました。

大会長を務め、改めて我が国の健康増進における本学会の重要性を
認識することができました。
会員の皆様の今後のますますのご活躍を祈念して、大会開催の御礼の
言葉とさせていただきます。

医療法人社団 進興会
理事長 千哲三


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■ 第42回大会のお知らせ ■
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来年度学術大会の概要が以下の通り決定しました。
次回大会は東京都千代田区で開催いたします。

【日本総合健診医学会 第42回大会】
メインテーマ:質の高い健診をめざして―ガイドラインと総合健診
大 会 長 :天野 隆弘
(医療法人財団 順和会 山王メディカルセンター 院長)
会   期 :平成26年1月31日(金)~2月1日(土)
会   場 :ホテルニューオータニ    
※優良総合健診施設認定更新前最後の学術大会となります。
過去にご参加のない施設長の方は、必ずご参加ください。


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■ 認定試験のご案内 ■
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※2月22日付で施設会員と一般会員の対象者に応募要領を発送いたしました。
※指導士認定試験と業務管理士認定試験は同日同時刻に実施いたします。
※認定条件の詳細は学会ホームページ(http://jhep.jp/)をご覧ください。

*募集中*【第9回 総合健診指導士認定試験】
日  時:平成25年6月9日(日)10:30~12:00
場  所:駿河台日本大学病院 3階講堂
条  件:コメディカルスタッフで、本学会の認定条件を
満たしている方
受験申請:平成25年3月31日(日)締切

*募集中*【第8回 総合健診業務管理士認定試験】
日  時:平成25年6月9日(日)10:30~12:00
場  所:駿河台日本大学病院 3階講堂
条  件:総合健診業務に従事しており、本学会の認定条件を
満たしている方
受験申請:平成25年3月31日(日)締切


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■ 研修会のご案内 ■
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*準備中* 【 平成25年度 精度管理研修会 】
日  時:平成25年6月22日(土)
場  所:秋葉原UDX
条  件:本学会の会員施設に勤務している職員
応  募:4月~5月頃
※優良総合健診施設認定更新前最後の研修会となります。
過去にご参加のない施設の職員の方は、必ずご参加ください。


*準備中* 【 平成25年度 第2回人間ドック健診専門医研修会 】
日  時:平成25年7月28日(日)
場  所:駿河台日本大学病院
条  件:本学会の専門医および正会員
応  募:5月~6月頃


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■ 統計ソフト"R"シリーズ グラフを作成する ■
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2012年11月号よりシリーズとしてご紹介している統計ソフト"R"について、
今回は、統計ソフト"R"を用いたグラフの作成方法について、ヒストグラム、
散布図、クラス別ボックス図の3種類ご紹介します。

グラフは画像ファイルとして保存することができ、ワープロや
プレゼンテーションソフトに添付することができます。

1) ヒストグラム
解析を始める前段階として、変数の分布をヒストグラムで確認することが
あります。

hist(変数)

とすることで、変数のヒストグラムが描けます。


2)散布図
2つの変数間の関係を見る場合に使います。

基本的には、

plot(変数1、変数2)

とすることで、変数1と変数2の散布図が描けます。

この散布図を作成するとき、第Ⅲの変数(例えば、性別)によって
分布が異なることを表示したいときには、

plot(変数1、変数2、pch=21,bg=c("blue","red")[unclass(sex)])

を指定し、変数1と変数2それぞれのプロットが男性であるか女性であるか
示すことで、男女間での分布の相違などを観察することができます。


3)クラス別ボックス図(箱ヒゲ図)
分散分析の結果を図で理解するには、

boxplot(変数1~クラス変数)

とすることで、クラス変数(カテゴリ)別に、ボックス図
(平均と標準偏差、四分位)が描けます。

このクラス別のボックス図と分散分析の結果を合わせることで、
クラス別にどのような特徴があるのかを把握することができます。

グラフを描くことで、解析結果では理解しにくい部分を視覚的に
把握することができます。


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■ 今月のコラム 遺伝子情報と健診 ■
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私には1つ大きな夢があります。
それは全ての日本人が自分の遺伝子情報を知り、それに基づいて自分に
必要な健診を受けたり、望ましい生活習慣を早くから実施するように
なることです。

2003年にヒトの全遺伝子配列が明らかになって以来、次々と遺伝子型と
病気との関連が明らかになっています。米国ではすでに数社が遺伝子解析
サービスを始めていますが、料金もまだ高く、また関連が明らかに
なっている疾病も全体のごく一部に過ぎません。

しかし、病気の説明や予防方法など詳細で正確な情報が与えられるので、
現段階でも大きなメリットがあると思います。
自分の遺伝子情報を知ることにより、効率よく病気の予防ができ、
保健医療費の削減や病気の先送りができると思うのです。
成人のお祝いとして、国や地方自治体が一人ひとりの遺伝子解析費用を
プレゼントしてくれる時代になるとすばらしいと思います。

(日本総合健診医学会 役員)


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■ 参考書籍の紹介 ■
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『「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる』

著 者:佐藤健太郎
出版社:光文社新書(2012年)

福島原発事故以来、現代社会に潜んでいる危機管理が注目されています。
得てして、リスクをゼロにすることが理想の状況と考えがちですが、
リスクは投入資源とのトレードオフ関係にあり、ゼロにするためには多大な
資源を必要とするので、どこまで社会として容認できるかの発想が
必要だと指摘しています。

また、一つのリスクをゼロにしたとき、他のリスクが台頭してくるので、
社会全体としてどのようにリスクに対してコンセンサスを取るべきか
ということを、サイエンスライターの立場から説く説得力のある著作です。


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■ お知らせ(その他) ■
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*精度管理調査 第1回調査終了・次回予備調査期間について*
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◆第41年次(平成25年度)第1回精度管理調査の回答入力は2月22日(金)
に締め切りました。
成績報告書の発送は3月下旬以降を予定しています。

次回(第2回)精度管理調査の予備調査期間は3月下旬を予定しています。
日程等詳細が決まりましたら文書およびWEBサイトにてお知らせいたします。


*総合健診指導士・業務管理士認定更新について*
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◆認定期限が本年7月6日(土)までの指導士・業務管理士の方には、
3月中に認定更新要領を送付いたします。
内容をご確認の上、期日までに必要書類をご提出ください。


*優良総合健診施設(A施設)への実地審査について*
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◆2013年1月~2013年3月の実地審査について
対象施設におかれましては、ご準備をお願いいたします。
また、実地審査担当者には必要書類を事務局より送付いたします。

◆2013年4月~6月の実地審査について
対象施設に2月20日付で審査日程の確定書を送付しました。
ご確認をお願いいたします。



事務局より
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これまで、年に1度郵送でお知らせしていた「優良総合健診施設認定更新
充足状況表」ですが、今年度より本学会ホームページの会員専用画面から
最新の情報が確認できるようになりました。
今後は学会ホームページから充足状況をご確認ください。

なお、会員専用画面にアクセスするためのIDとパスワードが不明の場合は、
学会ホームページ上でパスワードの再設定手続きをお願いいたします。

【学会ホームページ】https://jhep.jp/
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