バックナンバー

メールマガジン 2014年4月号 < Vol.38 >

■ はじめに ■

日本総合健診医学会メールマガジン第38号をお届けいたします。
今月は、第43回学術大会長の挨拶、認定試験や研修会情報などを
お届けいたします。

**********************************************************************
本メールサービスの登録・停止については末尾をご覧ください。
**********************************************************************

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
■ 目次 ■
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
1. 第43回学術大会長 挨拶
2. 認定試験のご案内
3. 研修会のご案内
4. 今月のコラム-あるかないか-
5. 参考書籍の紹介
6. お知らせ(その他)
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■ 第43回学術大会長 挨拶 ■
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

日本総合健診医学会 第43回大会を、下記のごとく開催させていただく
ことになりました。今回のメインテーマは、「個々の疾病発生リスクに
対応できる総合健診をめざして」です。遺伝子診断について、現段階に
おける実情、健診内容とその勧め方、倫理的問題などについて話題を
提供させていただこうと思っています。また病原体の感染の有無でも、
疾病のリスクが大きく異なりますので、このようなリスクに対応した
健診の実情についても取り上げたいと思っています。

その他、新しい健診、健診をめぐるトピックスも取り上げたいと思って
います。今後、健診の事後指導等で重要になってくると思われます
「ヘルスリテラシー」について、英国のProf.Nutbeamから、その概念と
進め方について拝聴する予定です。

また今回、審議員をはじめとして会員の皆様からも、取り上げてほしい
演目や講師について、希望を募らせていただきたいと思っています。
第43回大会のホームページに、皆様からのご意見、ご要望をお聞きする
アンケートフォームがありますので、多くのご意見をお寄せください。

大会の時期を、例年より1か月ほど遅くさせていただきました。
皆様の普段のご予定と変わることになりますが、多くのご参加を
お願いいたします。心よりお待ちいたしております。

(第43回学術大会長 山上孝司)


【日本総合健診医学会 第43回大会】
開催日時: 平成27年2月20日(金)~2月21日(土)
開催場所: 富山国際会議場、富山市民プラザ(富山市大手町)
大 会 長: 山上 孝司(一般財団法人 北陸予防医学協会 施設長)
テ ー マ: 「個々の疾病発生リスクに対応できる総合健診をめざして」

第43回大会ホームページ: http://www.congre.co.jp/kenshin43/
※ご意見・ご要望:トップページ左下の「ご意見・ご要望(学会員専用)」の
アンケートフォームよりお寄せください。 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■ 認定試験のご案内 ■
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

*準備中*【平成26年度人間ドック健診専門医認定試験】
日  時:平成26年10月19日(日)時間未定
場  所:品川フロントビル
条  件:人間ドック健診専門医制度規則(旧規定)第10条の
認定条件を満たしている方
試験内容:100問のマークシート方式による筆記試験です。
受験申請:受験願書は6月下旬頃、受験対象者にお送りいたします。
※詳細は人間ドック健診専門医の合同ホームページ
(http://www.senmoni.jp/)をご確認ください。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■ 研修会のご案内 ■
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

*募集中* 【平成26年度 精度管理研修会】
日  時:平成26年6月21日(土)10:00~15:35
場  所:秋葉原UDX 南ウイング6F Room A+B+C
条  件:本学会の会員施設に勤務している職員、
総合健診指導士、総合健診業務管理士
申  込:平成26年5月30日(金)締切
定員(200名)になり次第受付を終了いたします。
※ 総合健診指導士、総合健診業務管理士の方は、認定更新に
必要な点数のうち5点が取得可能です。 


*準備中* 【平成26年度 第2回人間ドック健診専門医研修会】
日  時:平成26年7月5日(土)時間未定
募集開始:5月~6月頃


*準備中* 【平成26年度 優良施設認定基準研修会】
日  時:平成26年9月7日(日)時間未定
募集開始:7~8月頃予定

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■ 今月のコラム-あるかないか- ■
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

健康診断で、治療を要する異常や疾患を新しく指摘される者は多くありません。
しかし、どうしても異常や疾患が「あるかないか」と定性的に捉えてしまい
がちな自分に気付き、時々反省をしています。
そういう姿勢では、今回も患者にならずに済んだ多くの受診者の健康状態を
適切に把握することは難しいであろうと。 

最近では感染症であっても、明らかな臨床症例から特殊検査により検出する
不顕性感染まで、連続的、数量的に捉えられていますし、がんも心血管障害も
老人の認知機能も同様です。

診断基準を用いて、定性的に「診断」をするのは、医療サービスの方針決定の
必要性と実際上の利便性を求めてのこと。
ほとんど全ての疾患は、「あるかないか」の定性的ではなく、「どの程度で
あるか」と定量的に捉えられものだとの認識を忘れずに、患者にならずに
済んだ多くの受診者に接するようにしたいと思います。

(日本総合健診医学会理事 堀三郎)

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■ 参考書籍の紹介 ■
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

産業保健ストラテジーシリーズ第2巻『健康診断ストラテジー』

編 集:森口 次郎、山瀧 一
監 修:森 晃爾
出版社:バイオコミュニケーションズ(2014)

健診関係者にとって、健診結果がどのように社会に還元されているか熟知する
ことは健診の質を向上させる上でも重要な課題です。

一方、産業医学における健診の活用は労働安全衛生法にも規定されているものの、
産業医学関係者がどのように健診結果を活用しているか十分知られていないことが
多いのも現状です。

今回紹介する『健康診断ストラテジー』は、産業保健ストラテジーシリーズの
第2巻として出版され、その内容は「健康診断」に特化したもので、健診業務に
携わる関係者に一読の書となっています。

5部から構成されており、第1部は健康診断の意義と背景、第2部は健康診断の企画、
第3部は健康診断の実施と判定、第4部は健康診断結果の活用、第5部はリスク管理
となっています。

まさに、健診結果がどうのように生かされているか、また健診を通して産業医学の
実態を学ぶことが可能です。
著者らは産業医科大学出身の中堅のメンバーであり、著者らの体験を通した実学が
新鮮な視点でまとめられています。
健診機関の関係者、また産業医を務めている健診機関の医師にお薦めの一冊である
と考えます。

※詳細はバイオコミュニケーションズのホームページよりご確認ください。
( http://www.ii-bio.com/publication/publication.html#book5 )

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■ お知らせ(その他) ■
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

*健診用語の外国語対訳データ提供開始(会員向け)*
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆頻度の高い単語や文章の翻訳データ提供開始
総合健診の現場でよく使用される単語や文章の翻訳データを
学会ホームページからダウンロードできるようになりました。

対象言語は「英語・ロシア語・韓国語・中国語」の4カ国語です。
利用に際しては条件がありますので、必ず事前にご確認ください。

◆ダウンロードはこちらから(学会ホームページ 会員向けページ)
https://jhep.jp/jhep/member/taiyaku.jsp


*総合健診指導士・業務管理士認定更新について*
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆認定期限が本年7月6日(日)までの指導士・業務管理士資格保持者には、
3月12日(水)付で認定更新要領を送付しています。
該当の方は、本年5月23日(金)までに手続きをお願いいたします。


*精度管理調査 第2回調査終了・次回予備調査期間について*
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆第42年次(平成26年度)第2回精度管理調査の回答入力は4月18日(金)
に締め切りました。
成績報告書は5月下旬以降を予定していますので、お待ちください。

次回(第3回)精度管理調査の予備調査期間は6月下旬を予定しています。
日程詳細が決まりましたら文書およびWEBサイトにてお知らせいたします。


*優良総合健診施設(A施設)への実地審査について*
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆2014年4月~6月の実地審査について
対象施設におかれましては、ご準備をお願いいたします。
また、審査が終了した施設については、優良認定委員会での
判定審議後、順次、結果を通知いたします。

◆2014年7月~9月の実地審査について
対象となる施設には、4月23日(水)付で実査日程の候補日に関する
書面を発送しました。期日までにご回答をお願いいたします。


事務局より
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
4月は異動の季節です。ご勤務先やご自宅住所の変更などがございましたら
お早めに変更手続きをお願いします。
所定の様式(ホームページからダウンロードが可能)をご記入の上、学会
事務局宛にFAXまたは郵送でご提出ください。

正会員・一般会員(個人会員)
https://jhep.jp/jhep/kaiinmuke/henkou02.jsp

施設会員
https://jhep.jp/jhep/kaiinmuke/henkou03.jsp

*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*

◆ 登録・解除
本メールマガジン配信の登録・解除は、以下のサイトから行うことができます。
< https://jhep.jp/jhmail/magazine >

◆ メールアドレスの修正
メールアドレスの修正をする場合は、大変お手数ですが、
配信停止のお手続き後、再度ご登録ください。

◆ 登録内容の修正
メールアドレス以外の登録内容の修正は、同じメールアドレスを記入のうえ、
上書き登録していただければ修正することができます。

※本メールは自動配信されています。返信はできませんのでご注意ください。
※登録にお心当たりがない場合は、学会事務局までご連絡をお願いいたします。

[発行]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一般社団法人日本総合健診医学会
〒150-0047東京都渋谷区神山町4-19滝澤ビル101号
TEL :03-5738-4171 FAX:03-3481-0271
Mail:info@jmhts.org URL:http://jhep.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2014 Japan Society of Health Evaluation and Promotion
All rights reserved.             (無断転載を禁止します)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━