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メールマガジン 2014年5月号 < Vol.39 >

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5月27日発行分「日本総合健診医学会メールマガジン第39号」におきまして
内容の一部に誤りがございました。正しくは以下の通りです。

「今月のコラム」
(誤)すなわち、「5万人規模の持病がなくて検査項目で異常がない、いわゆる
健康と思われる人の検査値をもとに計算されたもので(中略)」

(正)すなわち、「150万人規模の持病がなくて検査項目で異常がない、いわゆる
健康と思われる人の検査値をもとに計算されたもので(中略)」

読者の皆さまにご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、
ここに訂正させて頂きます。
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■ はじめに ■

日本総合健診医学会メールマガジン第39号をお届けいたします。

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本メールサービスの登録・停止については末尾をご覧ください。
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■ 目次 ■
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1. 第43回学術大会 演題募集について
2. 認定試験のご案内
3. 研修会のご案内
4. 今月のコラム
5. 参考書籍の紹介
6. お知らせ(その他)
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■ 第43回学術大会 演題募集について ■
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第43回学術大会は、平成27年2月20日(金)、2月21日(土)の
両日にわたり、富山国際会議場と富山市民プラザで開催いたします。

平成26年7月3日(木)から演題募集を開始いたします。
日頃の研究成果を積極的にご発表ください。
詳細は5月15日(木)に発行した学会誌『総合健診』41巻3号を
ご確認ください。

【演題募集期間】
平成26年7月3日(木)正午から ~ 平成26年9月18日(木)正午まで

多くの方の応募をお待ちしております。

またプログラムについてのご意見、ご要望を募集しています。
大会ホームページからお寄せください。

※ 演題の応募は、筆頭演者が本学会の会員(2014年度会費納入者)
であることが必要です。本学会の会員でない方は、学会事務局を
通して入会手続をお願いいたします。

第43回大会ホームページ
http://www.congre.co.jp/kenshin43/

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■ 認定試験のご案内 ■
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*準備中* 【平成26年度人間ドック健診専門医認定試験】
日  時:平成26年10月19日(日)時間未定
場  所:品川フロントビル
条  件:人間ドック健診専門医制度規則(旧規定)第10条の
認定条件を満たしている方
試験内容:100問のマークシート方式による筆記試験です。
受験申請:受験願書は6月下旬頃、受験対象者にお送りいたします。
※詳細は人間ドック健診専門医の合同ホームページ
(http://www.senmoni.jp/)をご確認ください。

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■ 研修会のご案内 ■
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*締切間近*【平成26年度 精度管理研修会】
日  時:平成26年6月21日(土)10:00~15:35
場  所:秋葉原UDX 南ウイング6F Room A+B+C
条  件:本学会の会員施設に勤務している職員、
総合健診指導士、総合健診業務管理士
申  込:平成26年5月30日(金)締切
※定員(200名)になり次第受付を終了いたします。
※総合健診指導士、総合健診業務管理士の方は、認定更新に
必要な点数のうち5点が取得可能です。 


*募集中* 【平成26年度 第2回人間ドック健診専門医研修会 】
日  時:平成26年7月5日(土)10:00~15:30
場  所:AP東京八重洲11階Kルーム
条  件:本学会正会員(医師会員)
申  込:平成26年6月18日(水)締切
※定員(80名)になり次第受付を終了いたします。


*準備中* 【平成26年度 優良施設認定基準研修会】
日  時:平成26年9月7日(日)10時~
募集開始:7~8月頃予定

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■ 今月のコラム ■
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この4月4日(金曜日)(報道等は4月5日以降)、日本人間ドック学会
が「新たな健診の基本検査の基準範囲 日本人間ドック学会と健保連に
よる150万人のメガスタディー」を公表しました。

私の病院では、4月5日の午前中から本件に関する問い合わせが
複数入り、現在も人間ドックや内科外来で受診者から色々聞かれる
状態が続いています。多分、皆様の職場でも似たような状況が展開
されているのではないかと想像します。
困ってしまうのは、「このように変わった」と思い込んでいるヒトが、
患者さんだけでなく医療従事者の中にも散見され、その説明に思わぬ
時間を割かれることです(笑)。

ガイドライン等を既に出していて、今回日本人間ドック学会に
よって異なった基準範囲を示された学会は、日本高血圧学会(血圧)、
日本動脈硬化学会(血清脂質)、日本肥満学会(BMI)、日本消化器
病学会(肝機能)などです。
日本高血圧学会は4月14日付けで、そして日本動脈硬化学会は4月23日
付けで、それぞれホームページ上に見解を掲載しています。
日本高血圧学会は比較的穏やかな内容ですが、日本動脈硬化学会は、
「日本国民の健康に悪影響を及ぼしかねない危険なもの」との強い
論調で「対応」を求めています。

では、今回の差はどうして生じているのでしょうか?
それは調査対象の相違に由来しています。日本高血圧学会の文章が
実に端的に説明しています。すなわち、「150万人規模の持病がなくて
検査項目で異常がない、いわゆる健康と思われる人の検査値をもとに
計算されたもので(中略)心血管病発症の危険性が高まるかどうか、
治療介入の必要性があるかどうかは検討されていません。
すなわち、この値の範囲であれば大丈夫ということを示す「正常」
ではなく、正常と思われる人の検査の基準値というのが正確な表現
です。」ということのようです。

今回のことは予想外に波紋が広がっていますが、あくまで日本人間
ドック学会の一分科会が、医療費抑制を目的として健康保険組合連合会
と共同で行っている調査の「中間報告」です。当学会もとくに何も
知らされていません。今後数年掛けて妥当性が検討されるとのこと
ですが、最終的に否定される可能性もあります。
ですから、当面は現行の基準を用いて、今まで通りに医療行為、
あるいは健診・人間ドック受診者への対応を行って頂ければと思います。
皆様の冷静なご対応をお願い申し上げます。

日本総合健診医学会理事・東海大学医学部教授 西﨑 泰弘

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■ 参考書籍の紹介 ■
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『かちとる!健康長寿』

著 者:吉川 博通
出版社:読売ライフ
発行日:2014年5月6日

著者の吉川博通先生は本学会の理事、大会長、そして現在は監事として
総合健診医学会を支えてこられたお一人です。

先生は博学で、この著書にも最先端の医学知識の紹介から、文学的な
視点での健康についての話題まで幅広く、かつわかりやすく紹介され
ています。

受診者への話題提供にも大変優れた内容を含んでおり、一読いただき
たい一冊です。

購入をご希望の場合は、下記連絡先まで
電話もしくはFAXにてお申込みください。

株式会社読売ライフ:http://www.y-life.jp/
電 話:06-4709-1001
FAX:06-4709-1057

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■ お知らせ(その他) ■
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*学会誌41巻3号が発行されました*
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5月15日(木)に学会誌『総合健診』41巻3号を発行しました。
今号は、第42回大会の基調講演、シンポジウムなどを掲載しています
ので、お手元に届きましたらぜひご覧ください。


*学会誌J-stage公開について*
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5月1日(木)に41巻2号をJ-stageに公開しました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jhep/-char/ja/

J-STAGEの公開記事はすべてPDFでダウンロード可能ですので
ぜひご活用ください。


*優良総合健診施設(A施設)への実地審査について*
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◆2014年4月~6月の実地審査について
対象施設におかれましては、ご準備をお願いいたします。
また、審査が終了した施設については、優良認定委員会での
判定審議後、順次、結果を通知いたします。

◆2014年7月~9月の実地審査について
対象のご施設に、5月23日付で実査日程の確定書をお送り
しましたので、ご確認をお願いいたします。

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※登録にお心当たりがない場合は、学会事務局までご連絡をお願いいたします。

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TEL :03-5738-4171 FAX:03-3481-0271
Mail:info@jmhts.org URL:http://jhep.jp/
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